建築デザイナーブログ

リノベ実例集

1)家族構成:男子幼児・男子小学生・ご両親/都内マンション:住み替え
2)ライフスタイル:同じマンションに住むお子さんたちの友達、ご夫妻のお友達が集まってパーティをする。

既存状況:スケルトンにし、断熱施工・プラン変更。

変更後プラン


LDKから続く和室をダイニングにし、納戸の4.5畳をセミダブル+シングルベットをおける夫妻の寝室に、WICを子供部屋と寝室の間に設け、キッチンをアイランドに変更。玄関に高さ2mの大型収納を設ける。

プランのご要望

1)お子さんが小さいときは、一部屋として大きな部屋にしたい。
2)夫婦の部屋は、お子さんと寝ることもある。
3)ダイニングで勉強をする。
4)キッチンの収納を充実させたい。
5)ご家族皆、身長が高いのでできるだけ天井を高く、部屋も広くしたい。

アイランドキッチンについて

アイランドキッチンの良さは?

1)会話を楽しみながら料理をし、ダイニングスペースとしてもカウンターもハイチェアを置き、食事ができる。
2)キッチンの作業スペースが広い。
3)デザイン的に、カスタマイズが豊富でライフスタイルに合わせることが可能。
4)収納スペースが広く確保できる。

アイランドキッチンを設ける注意点は?

広い空間が必要。作業スペース、動線的な余裕が必要。

トイレについて

マンションのトイレは窓がない場合が多く、暗くて寒いので、明るい色合いでまとめると楽しいトイレタイムとなります。ペーパーなどの隠す収納もすっきりと収納するとよいでしょう。

窓のある部屋からの採光

玄関からのLDKへの廊下も暗く寒い日本のマンション。構造体を変更することはできないので明るさと風通しの良いプランを考慮する必要があります。窓のある部屋からの光の取入れは最も重要となります。
プライバシー確保の問題や子供の成長に合わせて変更できるプラン、更には子供が巣立った後のライフスタイルも考慮する必要があります。巣立った後の部屋の使い方も考えリノベーションすると無駄な出費が抑えられます。

集中WICについて


家族みんなが使える収納スペースを一カ所に設けることは、各部屋を広くそして部屋を常に整理整頓しやすく、片付けや掃除も楽になります!子供への教育方針として、部屋の掃除に責任を持たせたいとお考えでしたら、各部屋の掃除片付けが楽なほうが子供も喜ぶと思います。
そして家族のためのWIC(ウォークインクローゼット)は、ご家族で一年に1.2回することで、家族の絆も深まる作業となるのではないでしょうか?
集中WICは、それぞれの考えによると思いますので、ご家族皆さんで話し合われたらその話し合いの時から、子供に責任感を持たせることができると思いませんか?

よくある既存マンションプラン

既存マンションプランはよくありますが、北側の小さな洋室や和室の収納が足りず、物にあふれる空間となります。断捨離をこの機会にして、すっきりと暮らすと動きやすく家事も楽になります。
子供が巣立った後は、ぜひ、我慢をせずに楽に暮らせるプランへのリノベーションをお勧めします。
その後の人生を豊かに暮らすために、趣味を充実させることも生き生きと暮らす重要なポイントとなります。
窓は内窓を設け、断熱施工をし暖かな家に暮らすことは、温暖化が進む現代では、必須となっています。

変更後のプラン

LDKは、車いす対応でオープンなLDKです。ゲストルームは、年に数回来る子世代のために、仕切れるドアをWICの背面の壁に収納し開け放ち普段は広々としたリビング&ダイニングとしてお使いいただけます。WICの中には、買い置きの調味料や洗剤や掃除機や生活の備品なども一カ所にまとめて収納できます。
キッチンのオープンシェルフは、炊飯器・オーブン・トースターなど身長に合わせて置き、一番下にはごみ箱を置くことで利便性を計れます。

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